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×産まない人を責める ○産みたい人をサポートする
今回はよろしくないニュースのご紹介です。

「子を産めない人は寄付を」 「2人以上」発言の校長
(2016年3月12日 朝日新聞デジタル)

大阪市の市立中学の校長先生が、

「女性にとって最も大切なことは、
子どもを2人以上産むこと。
仕事でキャリアを積むこと以上に価値がある」


「男女が協力して子どもを育てるのが社会への恩返し。
子どもが産めず、育てられない人はその分施設などに寄付すればいい」


などのご発言をされた、というニュースです。



考え方は人ぞれぞれですが、現実には、
結婚をして子どもをもうけることだけが
唯一の正しい生き方ではありません。

(そうしたいと思う人、そうする人が、多数派ではあるとは思いますが)

キャリアを求めたり
望んでも子どもを産めなかったりする女性がいることは認め
「出産を強いているわけではない。
子育てが楽しいということを伝えたかった」


というご発言もあるようですが、
産めない人・育てられない人は寄付を、
というのはやはり言外に、
産むことが正解で産まないことが不正解、
だから不正解の人はお金で償いなさい、
というメッセージにも聞こえます。

我が子であっても子育てを楽しいと感じられない人も、
子どもを産んだことで不幸になる人もいらっしゃいます。

この話は、社会的な利益・不利益と
当事者個人の利益・不利益が複雑に絡み合うので
軽々しく単一の価値観を振りかざすことはできないのです。




少子化を心配する気持ちはよく分かります。

でも、「産まない人が悪い」という個人への原因の押し付けは
ただの感情的な話であって少子化対策にはなりえないです。
まして、妊婦にも子どもにも優しくないこの社会で
子どもを育てていくことは大変なことです。
にも関わらず、個人にのみ責任を押し付けるのは
著しく公平さを欠いているように感じられます。



産みたい人が産みたい人数を産んで育てられる支援や
妊婦/子どもフレンドリーな制度や環境を作っていく施策の方が
少子化現象の改善にも、
個々人の生き方の多様性への配慮にも
効き目があるように思います。



このご発言をされた先生は、
きっとお子さんがいて子育てが楽しい人生を
歩まれてきたのだと思います。

子どもがいる人生がいいと思うのなら、
その価値観や考えは
自分の人生を豊かなものにする場面で存分に使ってほしいと思います。
他の人の生き方や幸せは、その本人自身が決めることです。


「子どもがいる人生」だけが人生ではないし、
それ以外の人生を幸せと思う人もいるのですから。

(記:やなぎー)

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今後の予定

3月16日、23日、30日
まちの保健室チカシェスタ
水曜13:00〜19:00で放課後の居場所やってます。
予定や様子などはツイッター@CHICASIESTAでつぶやくので
チェックしてください。

3月22日
思春期保健委員会MTG
弊会が活動をサポートしている学生団体の定期ミーティングです。
見学者歓迎!

興味ある学生の人はツイッターでリプかDMください。⇒@LinkRorg
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