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「世界人口白書2010」全世界同時リリース!
グリニッジ標準時、2010年10月20日0:00付で、
「世界人口白書2010」が全世界同時発表になりました。
日本時間では10月20日21:00のことです。

実は先週15日(金)に、国連人口基金(UNFPA)東京事務所と
白書日本語版の制作を担当した(財)家族計画国際協力財団(JOICFP)が
おこなった記者発表に行ってきました。
上記の同時発表時刻以前の公表は控えるように言われていましたので
特にこのブログでも触れなかったのですけれども・・・。

私はこの白書が「若者」を特集テーマにした年(2003年か2004年)の
記者発表に、「日本で活動する若者からの報告」という立場で
報告者として参加していました。

それから早くも5年以上・・・。
あの当時お世話になった方々と当日久々にお会いして、
みなさんそれぞれに出世されていて、自分も頑張らないとと思いました。

私自身は報道機関ではないのに、報道向けのプレス発表に声をかけて
呼んでいただけて、とても光栄なことでした。
期待もしてもらってるし、頑張れよって尻を叩いてもらっているんだなと
想いました。


という個人的なことは良いとして、今年の白書の内容。
UNFPA東京事務所長の池上清子さんの発表をもとにまとめます。

・テーマは「危機からの再生:女性はいま」
・2010年が国連安全保障理事会決議1325号採択から10年なので、
 このテーマになった
・決議1325号とは、
 暴力や性的虐待から女性を守る措置を関係国に求めるもの
・各国の事例の報告
・この10年での成果の報告
・今後の課題
といった項目でまとめられているそうです。

いくつか、日本でも心に留めておきたい&印象に残った点。
今年は「危機」「女性」という切り口がフォーカスされています。
「危機」とは「安全に対する緊急事態」と規定されていて、
今、世界の女性はその状況からの再生を目指している、
と捉えられています。

人口問題を考える際、切り口は大きく二つに分かれると言います。
ひとつは、
「人口がどれだけ減っています。その結果こういうことが起こっています」
「何々率が何%減っています」といった、
数字を見たり人口を取り巻く問題を見る、
マクロの視点。
もうひとつは、
今回で言えば危機に置かれた女性のインタビューに着目する、
ミクロの視点。

「人口問題にはこの二つの視点が欠かせない」と池上所長。
このミクロとマクロという考え方は、
図らずも私がLink-Rを創業した当時、
「日本の若者の性の健康問題は、
統計的な数字を改善するマクロな活動と
1人1人のお悩みを解消するミクロな活動の両方が必要だ」と
考えていたことに通じました。

また、ジェンダーの平等が進んでいる国は、
国際的な危機にひんしても暴力に訴える傾向が少ないのだそうです。
これは当然、日本国内の人間関係でも言えることなのですけれども、
しっかり頭に入れておきたいですね。


今日は、「世界人口白書2010」の全世界同時リリースに合わせて、
先日行われた記者発表に関することを報告しました。
とくに自分の仕事に関連付けて、
国内の若者問題を考えるときの視点の取り方などと共通するポイントを
記してみました。

記者発表では、私と同い年の女性フォトグラファーによる、
パキスタンで男性から酸をかけられた女性たちを
ドキュメントした報告もありました。
そちらについては次回の更新記事に書きたいと思います。
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